知っておくべきダイビング用語(ビギナー編)

皆さんはダイビングでの専門用語をいくつご存知ですか?
スキューバダイビングに限ったことではなく、他のスポーツや専門分野では
様々な専門用語が使用されています。
 
これからダイビングを始めていく方や、既にダイバーの方でも
「まだこんな言葉聞いた事無かった💦」
「え?何その用語?」

と言ったことがあるかもしれませんね。
また、生物にもたまにあるのですが、言い方が変わったというものも
ありますので、再確認してみましょう!
 
基本的にはダイビング中に使う用語なのですべて大切ですが、
今回はその中でも特に知ってくべき基本的な用語を紹介していきます🎶
 

器材関連の用語

ダイビングで使用する器材に関しては普段聞きなれない物も多い
のですが、その中でも2つ✨ほど紹介します
 
マスク
いわゆる水中メガネで、同じような用途のもので言いますと、
水泳やスキーでは「ゴーグル」と呼ばれています。
それらをダイビングでは「マスク」と言います。
また、ダイビングのものは水泳やスキーの物とは違い、
目だけではなく、鼻まで覆われています。
 
ダイビングマスク
 
シリンダー
少し前までは「タンク(スクーバタンク)」と言われていましたが
現在はこのように呼びます。
しかし「タンク」も間違いではなく、ダイビングの指導団体の中で混在
している状態ではありますが、世界的にスタンダードな言い方は
現在「シリンダー」なのです。
 
素材はスチール製とアルミ製があり、
中身は、よく「酸素ボンベ」と勘違いされる方もおられるのですが
単なる「空気」です。ただ専用のコンプレッサーにより高圧縮に
充填されているのです。
 

ダイビング中の用語

次はダイビング中、ダイビングをする事自体で使用される
簡単な専門用語です🤩
 
エントリー/エキジット
それぞれダイビングの開始(エントリー)、終了(エキジット)のこと。
簡単に言えば、入水がエントリー、退水がエキジットです。
また、潜水時間を計測する為に、エントリー時間、
エキジット時間の確認が必要となります(ダイブコンピュータ
確認すれば一発ではありますが)。
 
ハンドシグナル
 
ダイビングのハンドシグナル
 
車を運転しているときに警察官や警備員が交通整理のために
手で行う「進行」「停止」などの指示を目にしたことが
あると思います👀
水中では陸とは違い会話をすることが出来ないので
ハンドシグナルを使ってコミュニケーションを取り
空気の残量を教えるたり、状況確認をすることができます!
 
スクイズ(スクイーズ)
野球でよく聞くこの言葉、
ダイビングでは全く意味が変わってきます。
潜降時に水圧が増すにつれて、水圧が空気を
圧縮することにより起こる現象です。
レジャープールなどで潜って、水中で耳が少し詰まったような
感覚になったことがある方も多いのではないでしょうか❓
 
ダイビング中にスクイズが起こる場所としては主に、マスク、
ドライスーツで起こり、
風邪気味の時は基本的にダイビングをしてはいけませんが、
無理に潜ると副鼻腔(サイナス)にスクイズが起こる
事もあります。
また、まれに詰め物をした歯の内部で起きることもあります。
 
圧平衡
飛行機に乗ると上昇・下降時、耳が少し詰まった感覚になりますよね!
これも先程述べたばかりのスクイズの一種です。
 
ダイビングの耳抜き
 
そしてダイビング中に耳に起こるスクイズを解消することを
耳抜き】と言います。
耳抜きについての内容はこちら(原理から便利グッズまで紹介)
 
中性浮力
よく映像で見る事の多いダイバーの基本的なスキル(技術)です!
基本的なスキルと言いつつも、ある意味最重要スキル
といっても過言ではありません。
 
中性浮力とは簡単に言うと「浮も沈みもしない状態」で
イメージするならヘリコプターが地面から一定の高さで
止まっている映像を見たことがあると思います。
それの水中バージョンと思ってください。
 
ダイビングの中性浮力
 
ダイバーとしては中性浮力をマスターすることで、
水中で自身の浮力をコントロールし適材適所で自由自在に
浮いたり沈んだりできるようになります。
海の中には傷つけてはいけない珊瑚や触れてはいけない生物がいたり、
底が見えないほどのドロップオフもあります。そういう場面に
遭遇したらあなたはどうしますか?
 
中性浮力ができるできないで、楽しむことができるダイビングの幅、
潜るポイント、しいてはダイビングそのものの安全度合まで
変わってきてしまうのです🌟
 
このスキルをマスターするには練習あるのみ!
ノリスでは自社プールを大阪店と神戸舞子店に2つ完備!
誰でも簡単に練習することができますよ!
 
どなたでもお気軽にご相談くださいね!
もちろんダイビングショップからのお問い合わせもお待ちしております!
 

ダイビングスタイルの用語

最後にダイビングスタイル。
ダイビングスタイルって単に潜るだけじゃないのか!?
と思われる方がおられるかもしれませんが、結構奥が深いのです。
日本本州で言っても、関東と関西ですらその主流たるダイビング
スタイルが実は違うのです。
 
ボートダイビング
ボートダイビングは潜る場所まで船で行き、岸からではなく
海上からスタートするダイビングの事(岸からスタートするのは
ビーチダイビング)。
ビーチダイビングと違って、いきなり足のつかない水深から
ダイビングなので、はしごやロープにつかまり水面に
浮かんだ状態でダイビングをスタートするので
より海の広さを体感することが出来ます🐠
先に述べました関西・関東それぞれの主流は
関西:ボートダイビング
関東:ビーチダイビング

です。あくまで主流なので、関西でもビーチダイビングのポイントは
ありますし、関東でもボートダイビングで潜る所も多くあります。
 
ダイビングボート
 
余談ですが、ボートの形にも色々あり、とくに海外では特徴的なものも
多いです。それらボートの形状によってエントリー・エキジットの
ルールがあります。
 
スキンダイビング
スキンダイビングとは、スキューバダイビング器材などの
水中呼吸装置を使わず自分の息だけで潜水をすることとで、
素潜りともいわれています。
身軽な装備だけで潜るので自由に水中の魚たちと泳ぐことができ、
誰でも気軽に楽しむことができますよ🤩
ちなみにこのコース、現在正式名称では
アドヴァンスドスノーケラー」コースと言います。
 
スキンダイビング
 
フリーダイビング
フリーダイビングはスキンダイビングに「競技規則」を加えて、
安全に潜ることの大切さを知って、体に何が起こっているのかを
理解したうえで行うダイビングスタイルです!
 
ノリスは関西初・唯一のPADIフリーダイビングセンター登録をして活動しています!
 
このようにスキューバダイビングではいろいろな専門用語が使用されています。
今回紹介したのは基本的な用語の一部です。
次紹介するときは、少し難しい?用語を紹介していきたいと思います。
お楽しみに~🎶

 

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舞子浜ダイビングツアー【OW&レスキュー講習!】9/30

ダイビングデータ

日程:2023/09/30
行先:兵庫県・舞子浜
引率・報告:石﨑光
 
天候:晴れ
水温:24℃
ポイント:舞子浜
 

OW認定おめでとうございます

今回も新しくダイバーが誕生いたしました!
舞子浜で講習をやっていきます!

水面講習もバッチリ!

しっかりとフロート上げ出来ていますね!


ウミウシも合体中!

無事にOW認定!
おめでとうございます!

レスキュー講習チーム!

サーチ&リカバリー!
無事に捜索完了!

レスキュー講習も無事に認定になったそうです!

無事にOW認定&レスキュー認定です!
 
おめでとうございます!!
これからも海の世界を楽しんで行きましょうね!
 

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日本の海を快適に潜ろう!

ダイビングは特別なレジャースポーツ!🌟

 
レジャースポーツにはそれぞれシーズナリティが存在し、
大きく2つに分けると夏に特化したもの、冬に特化したものに分けられます。
そして季節に特化しているが故、ざっくり半年間以上のブランクが
空いてしまう事が多いのです💦
 
しかし、スキューバーダイビングは、以前述べました通り
「季節を問わず楽しむことが出来る」と言うことが魅力な為
人気のレジャースポーツとなっております🎶
 

 
・・・とは言ってもやはり
「海🌊」イコール「夏」と言うイメージは
一般的にはまだまだ強いと思います。
「ダイビングは年中できますよ~」と言っても
「夏だけでしょー?」と疑問に思う方は多いと思います。
 
ですので今回は
「ダイビング」イコール「オールシーズン」となる
イメージ・理由を紹介していきたいと思います🐠
 

日本が国内外のダイバーに人気な理由

なぜ、日本の海は国内外のダイバーに人気なのでしょうか。
(※以下に記載している気温・水温には地域差があります)
 
その理由は「四季」です。
 
春(3月~5月)🌷
気温 10℃~20℃前後
水温 15℃~20℃前後
水温上昇に伴い、プランクトンが増え始め
1年で見ると透明度こそ下がりますが、
海は栄養満点なので、この時期を利用して生物たちが
増え始めます!
 

 
1~2cmくらいの「ダンゴウオ(上写真)」や
普段は深海に住んでいるけれど産卵の為
浅場に姿を現す「アカグツ(下写真)」など
この時期にしか見ることができない生物たちも存在します🌸
 

 
夏(6月~8月)
気温 20℃~35℃前後
水温 20℃~26℃前後
少しずつ水温が上昇し、夏の生物が
沢山顔を出し始めます。
台風によって流されてきたとても珍しい生物に遭遇することも。
 
また、日本海側は冬場になると北風で荒れる為
夏がメインのシーズンとなっています。
季節限定のスポットも多くあり、ノリスのダイバーには
「冠島」が特に人気で、即満席🔥になってしまうくらいです。
 

 
秋(9月~11月)🍂
気温 25℃~15℃前後
水温 26℃~20℃前後
だんだん透視度が良くなり
陸上より水中の方が暖かいと感じることが増え始めます🍁
春先に生まれた生物が大きくなり、私たちダイバーの
目にとどまるようになる生物が多くなります👀
 
実は1年の中でも1回のダイビングで見られる生物数が多いのは
秋ではないかと感じます。
ダイバーに人気の「カエルアンコウ(下写真)」もこの頃に
よく見かける気がします💖
 

 
冬(12月~2月)❄
気温 15℃~0℃前後
水温 20℃~10℃前後
陸上、水中どちらも寒くなりますが
1年で1番と言ってもよいほど透視度が良くなります☃
海の宝石、ウミウシのメインシーズンですね✨
 

 
また、北海道では
ダイバーしか見ることのできない氷の下の世界、
流氷ダイビング」をすることが出来ます。
近く接岸しなくなると言われている流氷なので、
興味がある方は早めに検討されることをお勧めします。
 

 
やはり寒い時期が存在するので、それをデメリットと思う方も
いらっしゃるとは思いますが、実はそれが春夏秋冬それぞれ
違う海を経験できるという事がダイバーにとって大きな
メリットとして挙げられるのです。
 
同じ海でもシーズンが変ればそこで見られる生物が変る。
常に「新鮮」な感じで潜ることができるのです。
 

日本のダイバーのメリット

『日本』と言うくくりでいえば
北は北海道から
南は沖縄まで
潜ることが出来るスポットは数知れず。
観察できる生物も違えば、環境も違う。
ダイビング一つ取っても経験の仕方が違う!
これが日本ダイバーのメリットです。
 
しかし先述した通り、
「海」イコール「夏」と言うイメージが
根強くついておりますので、秋から春にかけて
海から遠ざかってしまう日本人ダイバーは
残念ながらいらっしゃいます。
 
装備さえしっかりしていればどんな海でも
快適に楽しむことが出来るので、
「もったいない!」と感じてしまいます。
 
いろんな方が
ダイビングはオールシーズン楽しめる」ものだと感じられるよう
少しずつでも変わっていったらいいなぁ~と日々感じております♪
 

「寒さ」は装備で解決!

では
なぜ寒くなってもダイビングが出来るのか。
 
ダイバーにとっての夏本番は「秋」と
言っても過言ではありません。
水中で過ごす、我々ダイバーは気温に対して
水温が高いのが「秋」と知っているからです。
 
近年の夏(6月~8月)は
本州ですと黒潮の蛇行が激しく
水温が上がりきらず陸上は暑いけれど
海は寒いという事が起こっています。
 
ですので
「寒い」は夏でも存在します。
 
しかしダイビングはレジャーであって、
寒さの我慢比べをするものではありません。
寒い中でも快適に潜るために、用途に合わせた
ダイビングスーツを使い分ける必要があるのです。
 

透視度抜群!ダイバーの冬

ダイビングのスーツは大きくこの2種類に分けられます。
①ウエットスーツ

 
②ドライスーツ

 
この2つのスーツを使い分けることによって
気温、季節、水温、地域関係なく
ダイビングを楽しむことができます。
 
沖縄に行ったら一年中ウエットスーツでしょ?
 
あつがりなダイバーであれば頑張れば行けるかもしれませんが、
「頑張れば」と言う程度ですので
快適なダイビングを目指そうと思ったら
11月~3月の間は沖縄であってもドライスーツを使用されることを
お勧めします。
現に、現地のガイドさんでもドライスーツの方も増えていますし、
ウエットスーツで潜っていても、そのウエットスーツは
本州近辺のダイバーが使用しているものよりも厚い素材のものが
ほとんどなのです。
もちろんフードやフードベストも使用されています。
 
個人差はありますが、日本近海をホームとするダイバーの
ウエットスーツシーズンはおおよそ3ヶ月です。
7月~9月くらいですね。
それ以外はドライスーツでのダイビングが主流となります。
 
ですので
日本の海を楽しんでいるダイバーには『ドライスーツ』を
使用するダイバーが多いのです。
 
もちろん、もっとも夏に近い
5月・6月は気温も上昇してきますので
潜る前にあつくなりすぎない様、
ドライスーツの中に着るインナーでの調整を行います。
 
ウエットスーツを使用し快適だと思う水温は
目安として24~25℃前後と言われます。
 

ダイビングの醍醐味

まとめ
 
水温・気温・天候によって
ダイビングスーツを使い分けることによって
スキューバダイビングを1年中快適に楽しむことが
出来るようになるのです。
 
夏の暑い時期にあえて暑い地域で潜ったり
冬などの少し冷える時期にあえて、冬特有の海を潜ったり。
これもダイビングの醍醐味だと思います。
 

 
これから始まる
秋、冬の海。
是非、皆様楽しんでください。
 
もちろんノリスではドライスーツでライセンス取得講習も
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