2024.04.25

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サンゴの役割と大切さについて

サンゴの役割と大切さについて

海の魅力のひとつ、サンゴ。
形、いろんな色があり、その周りにはたくさんの生物たちが生息しています。
しかし、サンゴがどんどん減少していっていることが最年の問題となっています。
 
ということで、今回はサンゴについての豆知識をお伝えしていきます!
 

 

サンゴの役割

海は地球の表面の約70%を占めています!
それにもかかわらず、サンゴはその中のたった1%程度しかありません。
そんなたった1%と少ないサンゴですが、海の中に住む全海洋生物のうち、
約25%が依存しており、とても大切な役割を担っているのです。
 

 
なぜこんなに多くの海洋生物が依存しているのかというと
サンゴ礁の複雑な地形は、多種多様な生物の安息の場となっており、
多くの生物が集まったり隠れたりすることで、多様な生態系を築いているからなのです。
 
サンゴはその他にも光合成を行い、二酸化炭素を吸収するので、
温暖化の抑制をしている役割や、サンゴの放出する粘液は海中の
有機物を沈殿させ、水質洗浄のお仕事もしてくれているのです!
 

もしサンゴが死滅してしまったら?

こんなにも海の重大な役割を担ってくれているサンゴ。
もし全てのサンゴが死滅してしまったらどうなってしまうのか?
 

 
可能性として、サンゴに依存して生きる全海洋生物の25%の
大量全滅が起こり、海水の二酸化炭素濃度上昇と海水温の上昇により、
地球自体の温暖化が進行していきます。
温暖化が進行していけば、南極大陸の平均約1800mもの厚い氷が
溶けだし、すべて溶けると今より60mも海面が上昇してしまいます。
 
他にも、海水温が上がると気候が変動し、それにより陸上の生態系にも
大打撃を与えると言われています。
また水質浄化が損なわれ、水質汚染が一層進行していきます。
良い事なんて1つもありませんね。
それどころか地球・地球上のすべての生き物の危機となりかねないのです・
 

サンゴの保全活動

私たちダイバーは大好きな生き物たちがいなくなってしまうと、とても悲しいです。
そうならないために、サンゴを守る活動がたくさんあります!
 
取れてしまったサンゴの植樹活動や地表から流れやすく、
海に出てしまいサンゴに悪影響を与える赤土の流れ防止活動、
ノリスでも神戸舞子店を中心に活動している海洋ゴミの回収
(※最近の活動報告はこちら)
 

 
しかし、残念ながら海の中で行うことが出来る活動はダイバーにしか
できませんし、全てのダイバーがそのような活動をしているわけではありません。
 

日常生活からできるサンゴの保護活動

では、サンゴを守るためにダイバー以外の人ができる活動はないのでしょうか?
実は、陸上で日頃からできることは意外とたくさんあるのです。
例えば、普段私たちが使っている日焼け止め
これも成分的にサンゴに悪影響のあるものが多く、最終的にサンゴを白化させてしまいます。
それを防ぐために海外の一部では「日焼け止めに関する法令」がある地域もあるのです!
この日焼け止め、しっかり成分を選んで買いましょう。
実は、サンゴに悪影響を与えない天然成分由来のものがあるのです。
 
もちろん、日焼け止めだけでなく、生活で使用するものを
できるだけ天然成分由来のものにすることもできます。
あとは普段から余分な食材を買わないという事やごみの分別なども重要ですね。
このように、小さなことでも、一人ひとりが意識をするだけで海の環境はかなり好転します。
 
海の中の豊かな生き物たちを守るために、そして地球を守るために
私たちノリスは潜りながら海の環境保全を行っていきます。
ゴミ拾い活動(DAD)についてはOWダイバーからでもご参加いただけますので
興味がある方は是非スタッフまでご相談ください。

 
 
最後に、ノリスは公式「X}を始めました!
ぜひフォローしてくださいね♪↓ ↓ ↓
https://twitter.com/noris_diving
 
 

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